10年前くらいから私は動物性の物を食べるのをやめました。
身につけるものも革製品はなく、でも皮膚が弱いのでてウールを着させてもらっています。
ヴィーガンと言うにはちょっと違うのかな。
食事は家族と一緒なので、みんながお肉の時に私はお魚やその加工品、という感じで。
お料理担当は私ではないので、「野菜だけにしてください」とは言い難い現状です。
手術をした時に「そんな食生活をしてるからこんなことにになったんじゃないの!?」と言われたけれど、そんな食生活をしていたからこそステージ1aだったんじゃないの!?と思ったり。
実家母の実家は農家で、牛さんもいました。
遊びに行くと「牛の赤ちゃんが生まれたよ、めんこいよ、見ておいで」と言われました。
それはそれはめんこい仔牛を撫でながら「食べる」という事は想像していなくて。
その頃からだと思う、違和感。
実は魚も食べたくないけれど、それではこの家族と暮らしていけないから。
振り返れば、マイノリティの中で生きることが多かった。
それを悲しいことだとは思わないけれど、もっと堂々と生きていたい。
ずっと前よりはちょっとは生きやすくなったけれど、人生後半に入っているんだからもう少し生き易くしていきたいな。